西早稲田というか高田馬場というか。つまりは高田馬場より新大久保よりの一帯は
あと少しで新宿ということを忘れさせる、奇妙なスポットである。
その昔は、ある公園の片隅で、朝、鍋の底を叩くと、一斉に何十何百という日雇い労働者が湧き出てきて
炊き出し食事の列に並んでいた。よく山手線から見られた光景だ。いわゆる新大久保のどや街は山手線の外。
そして、こちらは内側。「外」とはずいぶんと環境が違い、高校や大学がひしめく文教街であり
以外に古い町並みも残っている。歩けば結構いろいろな発見がある。
面白そうなおじさんたちも多いけれど、ちょっと時間を掛けないと撮影は難しそうだった。