汐留に
イタリア街広場なるものがあって、どうもそこにわざわざナポリから職人が来てピザを焼くという。
それではと、行ってみれば、21時までのその広場は, 19時に予定数終了とかで売り切れ。
こちらは腹を空かせた子どもを抱え、1時間半も掛けてやって来て、俺の前で品切れはないだろうと
食ってかかった。バイトの男の子はチケット数もう一度聞いてきますと裏に入ったが
やはりもう生地がないという。イヤイヤそう簡単には引き下がれない。どうしてもここに並ぶ。
それでピザのチケットがなくなればあきらめると、バイトの子を退かせて強引に並んだ。
果たして、最後の方であったが、無事に4枚のマルゲリータの引換券を買えたのであった。
しかし本場のピザは何という旨さ。生地はイタリア職人が捏ねたのであろう。こんなにも違うものかと
電車を乗り継いで来た甲斐があったというものだった。