カテゴリ:本( 16 )

■ リカーシブル

年末には「このミス」のベストテンが店頭に並んでいた。
そんな中に米澤穂信の「リカーシブル」が目に付いた。好きな作家だ。
キャッシャーに持って行こうとして、良くあることだが、「あれーこれうちの本棚で見た気がするぞ・・・・。」

果たして、ずいぶん前に買った本と一緒にこの本はうちにあった。
で、最近読み始めた。
ミステリーとあるが半ばまで読んで、怪しい町の雰囲気はあるものの、殺人も謎解きも起こらない。
どちらかと言えばライト家庭内SFとでも言う物だろうか、中学一年女子の語り口で物語は進む。
何となく悲しい文章で、軽ーい謎がちりばめられて、半ばでこれ以上ページが減るのがもったいなくて
読むのを中止した。あまりに語り口が軽いのでページはどんどん進む。
どうも未来視が関係しているようだ。なんか重要な事を、大事な伏線を読み落としてないだろうか。
そんな事もあり、本が終わってしまうのも嫌だから、また始めから、今度は一字一句を噛みしめながら
再読を始めた。
「ボトルネック」もそうだったけれど、彼の軽妙な悲しげだけれど奥がある、そんな世界観が大好きだ。
いつまでも終わらなければいい。

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リカーシブル。この単語の意味が、このストーリーのどこに織り込まれているのだろう。


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by sa55z | 2014-01-09 21:35 |

「神の火」紀行 江口商会

文中で、特に上巻でしばしば魅力的に登場する江口老。
そのダンディーな江口の表の顔の商社が「江口商会」。
この大阪は土佐堀に設定された江口商会はどう考えても、ここしか無い所を発見。
昔から気になっていた古いビルで、今は1-2階はレストランになっている。
この3階が「ぷらとん書房」でしょう。
なかなか、魅力的な古ビルであります。
このビルでもいろいろなことが起きるんですね。

今度、江口になったつもりで、気取ってここで食事でもとってみましょうか。

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by sa55z | 2013-08-29 21:20 |

■ 「神の火」紀行 王府

高村薫の小説「神の火」
福井の原子力発電所を巡る、国際謀略小説。CIA、KGB、北諜報部、日本の公安、それに主人公たちが
入り乱れて大阪と福井を舞台に大暴れする内容。

文庫は1995年に出ているので、たぶんその辺りに入手したのだろう。
当時手に取り、内容があまりに難解で手放した本である。
ところが福島の原発事故以来、ずいぶんと原発関係のことが報道され、今まで難解だった神の火の
文中用語がすらすらと理解出来るようになった。というより、難解だった専門用語が今やお茶の間用語に
なってしまっている。
それ故、すらすらと、十分理解しながら読み進めたわけである。18年ぶりの再読であった。

その中で、印象的なのは、彼らがよく利用する十三の「王府」という、いわゆる中華キタナトランが出てくる。
島田、日野、江口、良、彼らがいつもここで美味しそうに、実に旨そうにレバニラ炒めや餃子をウォッカとともに
食す場面が多く出てくる。狭い店にぎゅうぎゅう詰めで、ハフハフ良いながら美味しそうに頬張る。

何とか私もここで食べたくて、十三サウナの隣にあるという設定の中華料理屋を探したが、当然のことながら
フィクション上の店は発見出来なかった。
ネットにも殆ど情報が無く、途方に暮れていたとき、何かのリンクで偶然引っかかった店があった。
それが東三国にある「王風」。ネットで見る限り、「神の火」がらみとはどこにも出てこない。

どうしても気になり訪ねて見ると、果たしてそこに小さな中華料理屋があった。
しかし、残念ながら小説の設定とは大きく異なり、結構趣味に走った、jazzのかかる中華料理屋であった。
そっと女将に、「ここ、高村さんの小説に出てきたモデル?」と聞いてみると。
そうよとこくりと頷き、高村さんは良くいらっしゃって、大変お酒に強いんですよ、とのことだった。
ビンゴであった。


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どれも美味しく頂きました。特に餃子は秀逸です。
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by sa55z | 2013-08-26 20:27 |

■ 枕元の値段

寝付けぬ夜は寝転がってちょっと読書。
だんだんまどろみかけて、眠りの淵に落ちて行く瞬間が心地よい。
パラパラと色んな本を読んでいたら、すこーし枕元に雑誌やら解説本やミステリーなどがたまりだした。
そんなに多くはないけれど、一応どのくらい溜まったか整理してみた。
冊数ではなく値段。
こんな微々たる量で134,332円!
なんか私が読む本って無駄。私の人生って無駄。

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by sa55z | 2012-06-04 22:06 |

■ ヒトリシズカ

どなたかのblogで「ヒトリシズカ」を一気に読んだとあった。
誉田の「ストロベリーナイト」は映像化が憚られるドロドロしさがあったので、期待して読んだ。
同じく一気に読んだ。あのドロドロ感はなかったが、展開としては面白い短編集。
主人公が毎回変わる、短編集と言うより、一本の警察小説の各章と言ったところか。
犯人だけは・・・・、ま、野暮なことは言わぬが花。
かるーく、一気読みしたい方にはお勧めか?

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by sa55z | 2012-05-23 22:15 |

■ 処分

断舎利第一歩。まず本の整理から始める。
後何年続くやら。

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by sa55z | 2012-04-17 22:26 |

■ 旅 廃刊

そう言えば本屋の書棚から見かけなくなってからしばらく経つような気がする。
まだ売っていたかというような気もする。
昔、毎月買っていたという記憶もない。
しかし、ずいぶんと自分の中ではウエイトを占めていた雑誌名だと思う。
1月発売の3月号で廃刊だという。
また一つ時代が進んでいく。

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by sa55z | 2011-11-22 23:11 |

■ 大聖堂

あー、また寝られない日が続くと思うと、封が切れない。
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by sa55z | 2011-01-28 21:23 |

■ 鬼太郎誕生

もう、懐かしいです。
そして、この方凄いです、やっぱり。不世出。
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ガロ 1966年3月号 150円
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by sa55z | 2011-01-25 22:00 |

■ 犬の力

列車の中に読みかけの犬の力を忘れてきた。
読んでいるときは面白くて寝ておられず
なくしたらなくしたで先が読めずに寝られず。

もちろん
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by sa55z | 2010-12-19 22:38 |