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■ 三つ子の魂

大昔、夏の暑い夜、近所の小学校の校庭で映画大会があった。
出し物は確か「サザエさん」
当時の映画の決まり事で、ニュース映画の併映と、何かの衛生啓蒙短編か何かが流れていた。
この衛生啓蒙映画がいけなかった。
給食の調理人のおじさんが調理中にうなじに出来た(本物に見える)オデキを触り、その膿が指につく。
その指で卵焼き(だと記憶する)を作った結果、コレを食べたものが大勢食中毒を起こすストーリーだった。

子供ながらに、その膿が汚く気持ち悪く、それ以来、卵焼きには膿が入っているという観念に捕らわれ
以来、卵焼きは苦手な食物となった。一種のトラウマだ。
そしてそれは今も続いている。
コレは三つ子の魂ではなく、三つ子の体験百までだ。
■ 三つ子の魂_a0122913_2116617.jpg

by sa55z | 2011-04-19 21:19 | 生活
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